32歳で旅立っちゃったてっちゃん。
あれから今まで、数えきれないほどに、
「てっちゃんだったらこんなときこう言うだろう」とか、
「こうしてただろう」とか、
「こんなことを喜んだだろう」とか、
周りの人から聞かれたり、自分で想いを馳せてみたり、することがあったけど、
考えても考えてもわからないことがよくあって、
それがなんでかを考えて、
付き合ってた期間は長かったけど、同棲生活や結婚生活があまりに短かったからだ、と、
てっちゃんを想像してあげられない自分に言い訳をしてた。
そして、だから私は苦しいのだと自分を慰めてた。
そうしないと、耐えられなかった。
でも、本当にてっちゃんを想うなら、
私に想像のつく限りで、私の知ってる限りで、
てっちゃんが喜びそうなこと、
てっちゃんがしそうなこと、
…それを考えて、思い出して、てっちゃんを自分の心の中に生かしてあげないと。
少なくとも私はてっちゃんの一番近くにいた、いさせてもらった一人なんだから。
そうじゃなきゃ、てっちゃんはもっとかわいそうだ。
とってもシンプルなこと。
今までだってやってはきたこと。
てっちゃんとの向き合い方というより、
自分との向き合い方、なのかもしれないな。