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2017年5月29日月曜日

機嫌がわかる。




いつものように夕飯をてっちゃんに出して、
てっちゃんの顔を見たときだった。



なんだかてっちゃんがいじけてる感じ。

ちょっとふくれっ面というか、
ちょっと気に食わないことがあったときの顔してる。



…ん?なんでだ?

なんかてっちゃんが嫌に思うことなんかあったかな…。


数秒考えた。



あ、私、髪切ったからだ。

肩につかないぐらい短くしちゃったからだ。




ロングだった髪をバッサリ切ったのは、
もう一年ぐらい前の話だけど、
最近ちょっとまた伸びてきてて、
それを今日また、美容師の義姉にお願いして切ってもらった。


てっちゃんは、私が髪を長くしてるのが好きだったみたいで、
昔ドラマに出てた女優さんのボブスタイルを見て、私が、

「ねぇ、今度これぐらいバッサリいってみるのどう思う?やっぱり長いほうが好き?」


そう聞いたら、


「長いほうが絶対いいけど、これぐらいならギリギリじゃない?でも肩より上は嫌だ!……まぁでも志野がしたいんなら…いいよ、別に。」


って言ってた。


それで今日、なんかその瞬間に感じた(見えた)てっちゃんの変化が、
自分の中でスッと自然のやり取りに感じて、
心の中で会話した。


「ごめんごめん!髪切ったからか!でもこれもいいでしょ?やっぱりだめ?涼しくなってきたらまた長くするからさ。今日のところはこれ(夕飯)食べて許しておくれ」



そんなやり取りをしてる間に、てっちゃんの表情は当然なんだけど、いつものあの顔。


動くわけもなく…



なんでこんなやり取りしかできない関係になっちゃったんだろう…
妄想じゃなくてちゃんと話したいよ…。


そう思う自分にグッと蓋をして、

なぜかいつも以上にものすごく自然と、スッと、
てっちゃんの表情の違いとか、
私の心に聞こえてきた声と会話できたことを、今日の良かったこととして捉えようとしてみる。


勘違いかもしれないし、
思い込みかもしれない。

でも、

いいんだ、それで。



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